永遠(とわ)様

No.1097

夢想



浮かんでは散る

無形のイメージ



集まっては拡がる

彩(いろ)を帯びて



それらが囁くものを

それらが促すものを

掴みたくて押黙る



すぐ其処までも

視えかけて

もう一時(ひととき)で

視えそうで



辿る奥底

標も持たず



なにが在るというのか

其処に



なにを得ようというのか

この手に




見え隠れする

その意味さえも知らずして




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オルフェの返し詩

霊感の波 与奪の果てに



無理に知ろうとせずともよい

それは何れやって来る

或いは素通りするかもしれぬが

必要なら逃れられまい


霊感の波が来たなら

人の手など追いつかぬから

欠片を握り締めているより

大きく呼吸したほうがよい


意味を知るのはずっと後だから

波が運んで来たものと

連れ去ってしまったものに

一喜一憂することはない


貴方にとって

必要なものだけが残る

それは運命だったのだから

受け取って活かすがよいのだ



青空 志水 様

No.1096

はざま


今 生きている
今 まさに 生きている
魂の 呼吸に 合わせながら
この人生の 先に 君は いるのだろうか
不安 しかし 僕には この道しか無いらしい
僕の 延長線上には 一本道 と 一つの太陽
小さな 小さな 動きがある
目を凝らす 手を振っている 
後ろを振り返る 誰もいない 
手を振る人を 影にしている 上りきった太陽
温かさ 温もり 安らぎ 心で 全開に 
今までに 感じたことは無い 心地よい
いつの間にか 左隣に 手を 繋いでいる 
過去の 僕の 延長線上には
一つの太陽 一本道 君と僕の影
今 僕 夢の中 




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オルフェの返し詩

この道を奇跡に変えて


その手を離すな

道はひとつ

君はそれを往かねばならぬ


連れてゆけ

疑うことなく

不可能に奇跡を信じて



華歩 様

No.1095

透過する春…


和らぐ季節の風も心の芯は癒せず

透過する春に…太陽が隙間をぬって

微笑み返してくれたなら

視界を遮る眩さに怯まず

透けた春の裏側に迷い込む

小さな願いを伝えてと…

風に託してみましょうか





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オルフェの返し詩

拓かれる春


澄んだ空も

太陽の眩しさも

頬を撫でる風も

全てが味方する季節

冬の心の荷を下ろして

青天井の可能性に向け

大きな声で叫んでみよう

天賦の恵みを腕に抱きしめ

「私は人

 幸せである!」と



オルフェ〜Pastoral Louise 様

No.1094

転生なんて


前世や来世
人生は
二度も三度もないほうがよい

どんなに長く生きたって
何度生まれ変わっても
未練がなくならないのなら

今生が
少しばかり気に入らずとも
前世のせいになどしない
来世に期待したりしない

そう言い切れる者だけが
今生 優れた仕事を残す

そんな彼らがやってくる
私の仕事がよいときには



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Pastoral Louise 様の返し詩

ここがすべて


記憶にない前世

まだ見ぬ来世

そんなものに気をとられてるより

いま この世界がすべて

ここで思いきり飛べたなら

それだけで 仕合せ

もう 思い残すことなど

何もない



華歩 様

No.1093

風に舞う一片


頬を刺す冷たき風も忘れ去り

彩り舞う花々は太陽と仲良し

風に舞う一片の花びらを想う時

行き止まりの風が優しく囁いた…。




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オルフェの返し詩

透過する春


逆風に身構えた冬

超えて春を迎えても

まだ心の固さが取れない


終わった筈の戦いの

幻影がフラッシュバックし

今の平和が夢かのよう


太陽へ

微笑み返す花々は

何と屈託ないことだろう


私はもう帰って来てるが

素朴な自然が自然と見えずに

花も風もが通り過ぎている