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オルフェ〜シュウ 様

No.1109

精霊屋敷の置き手紙


    少年は大人になるために

    リアルの世界へ旅立った


    やがて武装を完了し

    大人になれたら

    彼は帰ってくるだろうか


    詩人などという

    大人になれない精霊たちが

    ここで彼の帰りを待つ

 
    きっと帰ってくるだろう

    精霊たちがタムロする

    廃墟が彼は好きだから




         orfe



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シュウ 様の返し詩


僕の廃墟は文字どおり

生命体の途絶えた空の箱になって


それでも澄み切った空気が流れた

今吹いたばかりの風のような

語ったばかりの神話の続きのような


ひとつ違う世界に迷った

そこで記憶をなくしたように暮らした

誰かが言った

夢はどこにあり、どこへ逝くのかと


僕はこの空き箱を想った

僕の中にある粒子はそこを懐かしみ

また夢を描きはじめる


僕の武器は尖った空想

武器商人にも扱えない


だからここに還りそれを抱く

現実を殺すためではなく

夢を生かすために