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オルフェ〜玲瓏瑠璃 様

No.1037

イリムの花園


荒涼たるサハラの海を

白い光に照らされて

黙々と往く隊商たちは

突如 目の前の光景が

一変したことに唖然とした
 

それはいつも遠くゆらめき

決して辿り着くことはない

砂漠の蜃気楼などではなく

ある境を踏み越す刹那に

花咲き乱れる景色に入る


イリムは何の前触れもなく

いきなりそこへ現れる
 
神に疎まれ隠された

天の園にも負けぬ花園
 
ここが砂漠と化す前の
 

訝しみつつも隊商は

なほも黙して歩みを止めぬ
 
また景色は砂漠に戻り
 
隊商の長は言った
 
「我等はイリムを通り過ぎた」と




      orfe



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玲瓏瑠璃 様の返し詩


目眩めく 光の園の ひらけては
      刹那の夢を 隊士に残す



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オルフェの返し詩


色もなき 流砂の道に 花の園
     刹那の夢と 識るや 往き過ぐ



コメント

採用していただき、ありがとうございました。
つまらぬ歌ではありますが少しでも華を添えられたなら幸いです。
どうぞまた御投稿下さい。
どうもありがとう。

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