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ris 様

at 2005 06/26 13:45 編集

No.201
 
また春が来て 
 

 
 また春がきて、
 モノクロの季節に淘汰される.
 
 死にゆく物の身にも
 汚らわしさを感じるのかもしれない。
 
 ろくな感傷に物語は乳からつきて、
 そんな自分にいや気が砂す.
 
 それはさながら
 さながらし萎んだプラネタリウムのしおれた宇宙みたい。
 
 困りはてては沈黙します。
 
 時と場合によっては、
 無駄な景色に魅いる人に。
 
 もてる機力も失われてしまう.
 
 
 老人はいう
 わたしはかつて壊れた時計の
 独楽だったのだと.
 そんな楽器を
 耳にした事があります
 
 
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オルフェの返し詩
 
眠れぬ牧神の午後
 

 
机の上のカシオペア
 かつては空を廻ってた
 
牧神は午後になっても
 眠ることを許されず
 
悪戯者のパックのいびきを
 聞きながら仕事する
 
ヴィーナスが壁の絵から這い出ては
 ウラヌスの沈む海へと誘うが
 
アポロの馬車の力は強く
 私は机でカシオペアをいじり回す
 
もう一度
 北極星に仕えさせるために



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