ひで 様

at 2005 04/03 03:22 編集

No.70

心穏やかなる時

 
渓流と小鳥のさえずり

残雪と苔の衣をきた岩 

見慣れたはずの光景なのに

妙に新鮮であるのはなぜ

山の遅い春のおとずれ

生きとし生きるものたちが

一斉に目覚める春

そんな中に1人身を置くことが

こんなにも心穏やかになることを

この歳になって初めて知った

愚かしいことだ

きっと若い頃は

あてもなく

ただ

さまよっていただけなのだろう


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オルフェの返し詩
 
 

歳を経て
 なほ感ずことあり
 
花鳥風月
 山紫水明
 
人の歴史
 風土と想い
 
若き頃は
 己が背一杯
 
もの思わざりて
 あはれをしらず



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