• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31

オルフェ〜Pastoral Louise 様

at 2007 06/30 23:14 編集

No.771
 
不協和音の語法
 

不協和音も連続させれば

いつしか感覚麻痺に陥り

綺麗な流れに聞こえてくる


それは純粋響和ではない

ストレス含んだテンションだけど

ひとつの言語として語れる

独特の語法となる


この複雑な時代に在っては

より リアルと言えようか

麻痺が理解に近づく皮肉は




       orfe


-------------------------------

Pastoral Louise 様の返し詩

不協和音が心地よく聴こえる夜は・・・


にがうりを食べて

口の中が きゅうきゅうなのに

大人の味だと 言ってみるとき



錯覚を それと気づかず

気づかぬふりで あなたに恋心を 抱くとき



ボルドーワインを 一口含み

昔の思い出 噛みころし

声を出さずに涙するとき



-----------------------------

オルフェの返し詩

全ては錯覚


言ってしまえば実も蓋もない


音楽は音波と音響

恋の実体は性ホルモン

経済は共同幻想


全ては錯覚


そうしか見えぬは

心のせい


言わずもがなを

問ふ勿れ


Pastoral Louise 様

at 2007 06/29 11:45 編集

No.770
 
雨降り
 

この雨は 恵みの雨? それともだれかの涙・・・?

激しく窓に叩きつける叫び

木々の埃を洗い流し

アスファルトのほてりを洗い流し

昨日の諍いを洗い流し

つまらぬ杞憂を洗い流し

流れ 流れて大海へ

この雨がやんだら・・・

透明な青空が きっと 広がる・・・



-----------------------------------

オルフェの返し詩

雨の巡り路


木々 山 街々

積もる埃の清めに始まり

潤して

時に迷惑掛けるけど

生命を繋ぐ源の

今日 降らせなば

明日 晴れる

巡る旅路のその果ては

広き海にて

また昇る日を待つ



--------------------

Pastoral Louise 様の返し詩

循環


水の循環は

輪廻のような繰り返し

海から生まれ 天へ昇り

地上へ舞い降り 世界をめぐる

やがて 流れ着く 旅の終りには

よくがんばったね と

笑って海へ溶け込むでしょう


オルフェ〜Pastoral Louise 様

at 2007 06/29 11:21 編集

No.769
 
予期せぬ必然的再会
 

ある意味ネットは狭い所

すれ違ったIDの主とは

また別IDにて再会するも

名乗られねば判らないが

核としてある存在の

周辺では また出会えるもの

似た志を持っているから




       orfe


-----------------------------

Pastoral Louise 様の返し詩

本棚


書店の中

ふたつのベクトルが やがて

同じ書棚に向う

ふと伸ばした手の先に

一冊の本

重なる手

交わって

2つのベクトルは

これからどこへいくのでしょう


リノ 様

at 2007 06/29 00:05 編集

No.768
 

月が堕ちた夜には

涙色した

花びらが


降り続ける

誰かの

悲しみを

全て

優しく

包み込むように



-------------------

オルフェの返し詩


顔も見せず

暗い夜に

涙を降らせて

百合の花の

香りだけが

雨を突いて

想いを伝える

「咲いているよ」と


オルフェ〜ねこせん編集長(ねこの手) 様

at 2007 06/24 01:25 編集

No.767
 
高度 78.5°
 

飛行機雲と

上層の絹雲を透かして

夏至の正中太陽を観る

78.5°の高度は

目一杯に空を仰いで

キャップの鍔からようやく見える

その高さ

空は一面 光だった




       orfe


----------------------------------

ねこせん編集長(ねこの手) 様の返し詩

高度 78.5°


あなたを仰ぐとまた少し 日陰が小さくなりました
きょうからほんの少しづつ ますぐにみられることでしょう
私の影をのばしつつ 会える時間も減るのでしょう