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飛鳥の宮 芹摘姫 様

at 2005 06/27 20:16 編集

No.202
 
追憶のpresentation
 

 
あなたがくれた言の葉は 
 
夏の薫りで輝きを増して
 
秋の薫りに染められて
 
地にいつかは帰って行く
 
初夏の薫りが漂う頃に
 
鮮やかな若葉をつけて
 
言の葉は蘇って来る
 
今を一瞬を輝くために
 
言の葉は幾度となく
 
あの日の坂道の日溜り
 
変わらずそこに・・・
 
 
遠きかなたの追憶
 
何がきかっけに
 
なるか解からない
 
人生(みち)選んで
 
歩んで来た通過点
 
ふるさとの薫り
 
懐かしさを纏いて
 
こころに舞い踊る
 
還らぬ時の愛惜しさ
 
遠きかなたの追憶の
 
・・・presentation
 
  
----------------------
 
オルフェの返し詩
 
新たなる神話の創造
 

 
遠い神話の巨人たちは去り
 
今生きる人の日々の生活
 
先駆に学び教えとせむと
 
こころざし高く天を翔るも
 
悲しい神話はまた繰り返され
 
人の本質その輪を巡る
 
何を如何にして進化させなむ
 
護ることと壊すことと
 
そのいずれにも答えがないならば
 
また新たに代を作るのみ
 
対なす正しき神を得てこそ
 
新しき天地を再び始めん
 
その源より力呼ぶならば
 
炎の壁を越えそは来たるなり
 
 
------------------------------
 
芹摘姫様の返し詩
 
 

神話は心に在りて響き

いつの世も新しく創られ

刻まれ日々進化を遂げる

ケンタロウスの永遠の命

意思を持たず意識を持ち

新たな旅立ちに融け行き

空かけてアンドロメダ

ケンタウロスの意識と

ともに昇華するなり


ris 様

at 2005 06/26 13:45 編集

No.201
 
また春が来て 
 

 
 また春がきて、
 モノクロの季節に淘汰される.
 
 死にゆく物の身にも
 汚らわしさを感じるのかもしれない。
 
 ろくな感傷に物語は乳からつきて、
 そんな自分にいや気が砂す.
 
 それはさながら
 さながらし萎んだプラネタリウムのしおれた宇宙みたい。
 
 困りはてては沈黙します。
 
 時と場合によっては、
 無駄な景色に魅いる人に。
 
 もてる機力も失われてしまう.
 
 
 老人はいう
 わたしはかつて壊れた時計の
 独楽だったのだと.
 そんな楽器を
 耳にした事があります
 
 
---------------------------------
 
オルフェの返し詩
 
眠れぬ牧神の午後
 

 
机の上のカシオペア
 かつては空を廻ってた
 
牧神は午後になっても
 眠ることを許されず
 
悪戯者のパックのいびきを
 聞きながら仕事する
 
ヴィーナスが壁の絵から這い出ては
 ウラヌスの沈む海へと誘うが
 
アポロの馬車の力は強く
 私は机でカシオペアをいじり回す
 
もう一度
 北極星に仕えさせるために



ひろき 様

at 2005 06/26 13:26 編集

No.200
 
夜の装い
 

 
川の流れの音
風に葉をゆらす柳の木々
足元を照らす、柔らかい提灯の灯り
遠くより流れてくる三味線の調べ
並んでるお茶屋からもれる灯り
静かな声で語りかけてくる君
何もかもが色っぽく俺の心をくすぐる
 
昼の装いを脱ぎ捨て
寝間で見る女性のようにしどけなくやさしい
 
静かな夜に衣擦れの音と
歩を進める下駄の音
 
俺を見上げる悩ましい眼差し
繋ぐ手を引き寄せ
腕に捕らえる
 
風に揺れる髪に軽く唇を落とす
この穏やかで熱いひと時に
感謝を込めて
 
 
--------------------------------
  
オルフェの返し詩
 
加茂の河原で
 

 
都の夕暮れ
 加茂の河原
 
川面に映る
 街の灯り
 
隣に座った
 浴衣姿の君
 
嬉しいんだね?
 優しく微笑んで
 
 
あぁ!だけど
 私の心は辛い
 
告げられないよ
 とても無理だよ
 
春にはここを
 去るなんてこと
 
幸せな君を
 壊してまでも
 
言えない・・・
 
言えない・・・
 
どうしても今は
 
幸せな君に
 なぜ言えるだろう!
 
 
疼く想いを
 胸に留め
 
いつになく
 言葉少なに
 
都の夏の日は
 静かに暮れゆく



ようこ 様

at 2005 06/25 23:34 編集

No.199
 
ホタルの光
 

 
ホタルのオスは
愛しい人と巡り合うために
光を放つ
 
メスは
その美しい光に魅せられ
寄り添ってゆく
 
そして新しい命を誕生させて
短い命を閉じる
 
懸命に 懸命に
光の輪を絶やさぬよう
 
私もそういう光のひとつでありたい
 
 
-------------------------------------
 
オルフェの返し詩
 
蛍火

 
 
闇に浮かび
 
また消える
 
小さな灯火
 
小川の岸辺
 
葦の葉陰に
 
憩う精霊たち
 
光を送りあう
 
君を待っている
 
ここにいるよと


秋穂 様

at 2005 06/25 01:20 編集

No.198
 
なぜ?(仮題)
 

 
キーを打つようになって私の言葉は変わった?
 
ふとそう感じることがある
 
心が籠もってないというわけではない
 
手から言葉を紡ぎ出せなくなったというわけでもない
 
なのに
 
手書きしていた頃のようにスラスラと言葉が出てこない
 
かつて原稿用紙を前にしないと言葉が出てこなかった
 
あの頃の感覚に似ている
 
 
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オルフェの返し詩
 
詩作の時間
 

 
詩は心より
 あふれ出るもの
 
霊感は閃光に似て
 瞬間のきらめき
 
響く余韻を追い求め
 よりふさわしき言葉を探す
 
 
ただ・・・
 ちょっとした苛立ちは
 
キーボードの上を舞う指先に
 正しいキーを捜す余裕などないこと
 
速く打たないと
 もぅ余韻は消えてしまいそう
 
 
今この刹那に
 垣間見た真実は
 
次の瞬間には
 過去になるから
 
啓示が紅く
 燃えてるうちに
 
文字という
 事実にしてしまわねば
 
 
詩作の時は
 刹那を争う