• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31

オルフェ〜永遠(とわ) 様

No.1089

通り過ぎる愛しき影に


その影はただの影
言葉もないなら
ただの影にすぎないもの

怯えはしない
言葉の方が恐ろしい

がっかりしない
あの言葉が愛しくても

それはただの影なのだから



     orfe



------------------------

永遠(とわ) 様の返し詩

存在


なにもかも

その眼をのぞきこめたなら

なにもかも

その声を聴けたなら

なにもかも

きっとすぐにわかるのに



彼方から

いいえすぐ此処に


遥か遠くから

いいえいつも傍らに



うっすらと

はっきりと

影のように

陽のように


オルフェ〜Pastoral Louise 様

No.1088

春の低い月



 門を出で
 甍の間に間に
 探すほど
 低き空ゆく
 春の月かな


     orfe




Pastoral Louise 様の御返歌


卯月の十六夜朧月
行き交う人の影も頼りなげ


オルフェ〜tomo 様

No.1087


★ 眩しさに キセキレイ鳴く 春の朝

--------------------------------

tomo 様の御返句

☆ 鳥歌い 花薫るここも 浄土かな



オルフェ〜永遠(とわ) 様

No.1086

相対的評価と存在


有るものは存在する

求めるものと
与えられるものに依り
真と偽は分けられる

ただひとつとは限らぬが
名前はある
互いに呼び合うときの符号が

何ひとつ得なければ
何ひとつも失わない

それを虚しく思うか
それでよいと思うのかも
求めるものと
与えられるものに依ること



     orfe



------------------------

永遠(とわ)様の返し詩

code


送るあちらと

受けるこちら

どんな符号をそれぞれに

何をどう現すか

どんなふうに使うのか



送るあちらと

受けるこちら

codoを互いにすり合わせ

同じに受け止め感覚し

伝わり通じるようにまで



送るあなたと

受けるわたくし

或いはいつか生まれるか



互いを呼び合う

ひとつのcode

同じに受け止め感覚し

伝わり通じるようにまで





オルフェ〜misty 様

No.1085

羽根のもどかしさ


 羽根を求めて
 与えられて
 なほ応えて
 飛び立てず

 心に訊け
 何処へ向かって
 飛びたいのかと

 こればかりは
 求めることも
 与えることも
 出来はすまい

 思い出すのだ
 お前は何者?
 何を喜び生きる者かを



     orfe



----------------------

misty 様の返し詩

どこへ


夜ごと聴く

受難の長い音楽

月の下で

繰り返される

何という淋しさだろう

賑やかな街にいるよりは

眠りにつけぬひとの

吐息の色を映して遊ぶ

このたびは

どこを飛ぶ

いつまで続く

瞑目して秘そかに

生息を凝らして

わたしの脱けがらを見つめている

やがて着く棲家までの

生きている幻________




------------------------------

オルフェの返し詩

羽根と風


風の凪いだ静かな夜には
明日よりも
昨日のことが想いに浮かぶ

夜が明けて風が吹けば
翼を広げ
今日の的へと向かって飛ぼう

もしも的が呼ぶならば
風は吹き
矢の如く私は飛ぶ

それは大したことではない
鳥ならば
極日常の営みだから